ここには,横地清先生が残した多くの著作に記された,私達がよく噛みしめて考え続けていくべき言葉を残します。
1. 子供は「受け3,出し7」である。
【解説】
この言葉は,「自立発展の法則」の中で語られている。
横地は,「子どもの学習は,すべてを教えられて進むものではない。子どもは「自立発展の法則」を誘発され,その「自立発展の法則」によってこそ多くを学習するのである。」と述べている。
この時の子どもが学習する比率が,「受け3,出し7」と,長年の研究より提起している。つまり,教師と学ぶ割合が3,子ども自身で学んでいく割合が7ということとなる。
「教師は算数授業で勝負する」P.39 節題より(福山市立大学 太田)
